介護職員の処遇改善に係る職場環境等要件の取り組み状況
医療法人社団坂梨会では、下記のような介護職員の処遇改善に向けた取り組みを実施しています。
1.入職促進に向けた取り組みについて
- 法人や事業所の経営理念やケア方針・人材育成方針、その実現のための施策・仕組みなどの明確化をしています。
- 職業体験の受け入れや地域行事への参加や主催等による職業魅力度向上の取り組みを実施しています。
2.資質の向上やキャリアアップに向けた支援について
- 働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等を行っています。
- 上位者・担当者などによるキャリア面談など、キャリアアップ・働き方等に関する定期的な相談の機会の確保をしています。
3.両立支援・多様な働き方の推進について
- 有給休暇が取得しやすい環境の整備に取り組んでいます。
- 業務や福利厚生制度、メンタルヘルスケア等の職員相談窓口の設置等、相談体制を整えています。
4.腰痛を含む心身の健康管理について
- 介護職員の身体の負担軽減のための介護技術の習得支援、職員に対する腰痛対策の研修等を実施しています。
- 事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成などの体制を整備しています。
5.生産性向上のための業務改善の取り組みについて
- 5S活動(業務管理の手法の1つ。整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとったもの)等の実践による職場環境の整備を行っています。
- 業務手順書の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減を行っています。
6.やりがい・働きがいの醸成について
- ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善を行っています。
- 地域包括ケアの一員としてのモチベーション向上に資する地域の児童・生徒や住民との交流を行っています。
- ケアの好事例や、利用者やその家族からの謝意等の情報を共有しています。