身体拘束適正化のための指針について
身体拘束は、患者の生活の自由を制限する行為であり、患者の尊厳ある生活を拒むものである。阿梨花病院大津では基本方針のもと、患者の尊厳と人格を尊重し、拘束を正当化することなく、職員一人一人が身体的・精神的弊害を理解し、拘束廃止に向けた意識を持ち、緊急性ややむを得ない場合を除き、原則として身体拘束をしない診療・看護の提供に努める。
やむを得ず身体的拘束が必要となる場合には、「切迫性」「非代替性」「一時性」の3要件を満たす場合に限り、医師をはじめ多職種で十分に検討したうえで実施いたします。また、患者さま・ご家族への丁寧な説明と同意取得に努めるとともに、実施中は状態観察を行い、早期解除に向けた見直しを継続的に行っております。
身体拘束を防止する取り組み
- 身体拘束適正化委員会の設置・定期開催
- 職員への身体拘束に関する研修・教育の実施
- 転倒・転落防止対策や認知症ケアの充実
- 環境整備やケア方法の見直し
- 多職種によるカンファレンスの実施
なお、当院における身体的拘束実施率は5%以下を維持しており、今後も身体的拘束ゼロを目指した取り組みを継続してまいります。また、これからも患者さまの尊厳を大事にしながら、安心して過ごしていただける環境づくりに努めてまいります。


